ロンドンの既設回線で検証

情報通信研究機構は2026年6月29日、国際共同研究グループがロンドン市内の既設光ファイバを使い、毎秒450テラビット相当の伝送能力を実証したと発表した。大学とデータセンターを結ぶ片道19.5キロメートルの回線で、往復39キロメートルの伝送を行った。

利用する光の波長帯を拡大

従来使われる波長帯に新たな帯域を加え、利用可能な周波数の幅を42.4テラヘルツまで広げた。450テラビットという値は、受信信号から理想的な誤り訂正を仮定して評価したもの。家庭の通信速度や、商用サービスの提供開始を表す数字ではない。既存の設備を活用して通信容量を増やす可能性を示す研究であり、本記事は研究主体の報道発表に基づき、実験の条件と成果をまとめた。