産業革命前より約1.43度高く
世界気象機関は2026年3月23日、2025年の世界の気候をまとめた報告書を公表した。世界の年平均気温は1850〜1900年の平均を約1.43度上回り、使用する観測データによって過去2番目または3番目の高さとなった。2015年から2025年までが、観測史上最も暑い11年間を占めた。
海に蓄えられる熱も増加
深さ2000メートルまでの海洋の蓄熱量は、1960年に始まる記録で最高となった。報告書は今回、地球に入るエネルギーと外へ出るエネルギーの差を主要指標に加え、2025年に観測上の最大値となったと説明している。各国の気象機関などの知見を集めた世界気象機関の発表に基づき、2025年の状況を整理した。

